【2020年11月決算速報】サイボウズ悪い決算

コラム

決算跨ぎに大失敗中です。。。
本当にパフォーマンスが向上しないですなあ…w

という愚痴はおいといて、自分がホールドしていたサイボウズ(4776)の決算内容をふまえ、今後の株価の動向を予測したいと思います。

結論を先に言うと下落すると思います!!!

2020年12月期第3四半期サイボウズ決算について

サイボウズ(4776)の決算が11/12に発表されました。
結果はいまいち決算でした。

出典:SBI証券のサイボウズ業績ページより抜粋
  • 2020年通期売上:コンセンサス予想に対して下回る
  • 2020年通期営業利益:コンセンサス予想に対して上回る

進捗率も75%はいってないですね。
まず決算の数字のみを見ると、「悪い決算」と言えます。

決算を3分で評価するために最低限抑えるべき事項は以下記事を参考にしてください!
(この情報だけで良い決算と判断するのは間違いですが、これだけは抑えて欲しいです)

サイボウズの事業内容

サイボウズといえば個人的にはkintoneを使った開発プロジェクトに関わったことがあります。
業務に合わせたカスタマイズもある程度できるので、日本製でこういったコミュニケーションツール作れるのいいなあと思ってました。
※UIが古めかしかったですが…w

2019年の期末決算の資料をみてみると、4つの主要プロダクトで事業を行っているようです。

出典:サイボウズ2019年期末決算資料より

kintoneのみ純粋なSaaSでそれ以外はパッケージ販売(買い切り)とSaaSの組み合わせのようですね。
OfficeはMS社の代理店としての機能もあるんですかね。

各プロダクト別の売上は載っていませんでしたが、クラウドとパッケージの内訳は載っていました。

出典:サイボウズ2019年期末決算資料より

クラウドが7割程度ですね。パッケージの成長が横ばいなので、クラウドの成長力だけで128%というのはなかなかいい数字かなと思いました。日本の企業でこの売上規模という点も含めて。

解約率も気になっていますが、それは載ってませんでした。

サイボウズのプロダクトはコロナで特需を受けるタイプのものでは無い印象ですが、MS製品に強みを持つのであれば、Teamsとかのアップサイドがあってもいいよな…と思っています。

そう考えると今回の決算はやはりイマイチと言って良いかもしれませんね。

サイボウズのチャート

まずはどんとチャートを

出典:株探のチャートより抜粋

ちょうど1年前から見ると約3倍になってますね。
売上成長の加速が無いのに、3倍はやりすぎですね。。。。

サイボウズの今後の株価動向予測

今、アメリカでワクチンができるかもというニュースになっており、これが本当に承認されればさらに風向きは悪くなるでしょう。

決算が悪い、市況も厳しくなる予感がするといった点をふまえると、2月につけた2,375円まで覚悟しても良いのでは…?と思っています。

という気持ちになったので、自分は狼狽売りをPTSでしましたっw

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