【10項目で比較】プロパティエージェントとGAテクノロジーズの違い

コラム
この記事の結論
  • プロパティエージェントはマンション経営の不動産としては老舗で安心感があります。
  • GAテクノロジーズはITを利用した不動産業界に変革をもたらそうとする存在です。
  • どちらの提案であっても似通っており、かつ、大きな利益を生むことは基本的に難しいと考えてよいと思います。
  • そのため、不動産の勉強を実践しながらしていくにはちょうど良い2社とも言えます!

どーも!サラピーです!

投資用マンションを購入する際、みなさんはどのように物件選びをしていますか?

多くの方は不動産会社に紹介を受けて探すのではないでしょうか。

今回はそんな投資用不動産の販売を行う、「プロパティエージェント(以下、PA)」と「GA Technologies(以下、GA)」を徹底比較したいと思います!

何が違う?プロパティエージェントとGA Technologies

営業イメージの比較

ここでの比較は、両社の提案を実際に受けて感じた部分を中心に紹介します。

そのため、サラピーの主観が多分に含まれますので、参考にされる方はご理解いただけると助かりますm(__)m

プロパティエージェントとGATechnologiesの営業活動における比較

営業スタイルだけ目立ちますね!w

企業の歴史によるものかなーと勝手に想像していますが、PAさんはどこか余裕のある会話でしたが、GAさんはかなり前のめり感がありました。

これは好みなので良し悪しはないですかね。。

個人的にロジカルな説明のほうが嬉しいのですが、その点でいうとGAさんはしっかり説明されてたので印象は良かったです。

  1. 特徴
    • 老舗のPAに振興のGAといった感じでしょうか。
    • IT領域においてはGAさんに軍配があがりますが、それが提案価格に反映できていない印象・・・!
  2. 営業スタイル
    • 両社ともレスポンスの速さはすごいです。
      土日だろうが深夜だろうが、対応してくるのは・・・業界を変えてあげたいです。。
    • PAさんは自分のライフスタイルを重視してくれてその点が良かったです。
    • 逆にGAさんは物を売ることに執着しすぎている感がありますので、抵抗感がありました。
      営業のトークスクリプトを変えてみてはどうでしょうか・・・?
    • GAさんはもう一つ、良さそうな物件が出たと思ったら数時間で申込が入ってしまう現象が気になりました。
      人気物件はそのようなスピード感になるとは思いますが、何回も続くので少し怪しんでしまいました笑
  3. 推しポイント
    • これは自分の感じた推しポイントです!!
    • 大して変わらないな、、が一番本音ですが、よいと思ったのはPAさんの1週間仮押さえ制度ですかね。
    • 目ぼしい物件があった場合メール一本で一度仮押さえをしてくれて、1週間悩む時間をくれます!
    • その間は他の方が申込をすることができないので検討をゆっくりできます!
  4. 提案内容
    • 提案資料のできや説明の仕方はGAさんが圧倒的に好きでした!
    • ただ、持ってくる提案は正直PAさんでしたかねー。
  5. 総評
    • 昔から強い財閥系が今でも日本の経済を支えているように、老舗には安心感とお金があるんです。
    • それを買いたい人はPAさん、勢いのある今後の成長に期待できる企業を買いたいという人はGAさんでしょうか。

コスト関連比較

各会社に委託した場合のコスト比較もしておきましょう!

ここでは不動産価格やローン等のシミュレーションではなく、各会社と契約した際にかかってくる費用だけをピックアップしています。

プロパティエージェントとGATechnologiesのコストにおける比較

総じて言えるのはGAさん安いです!

  1. 集金代行費
    • 借主から家賃を集金したり、貸主にその金額を振り込んでくれたりする費用ですね。
    • 3万3千円以下の物件でない限りGAさんが安くなります。(そんな物件はないでしょう笑)
    • PAさんは原状回復費の一部をここの費用から取ってくれるようです。
  2. 購入手数料
    • 登記登録費やローン申込手数、税金等、購入時にかかる費用ですね。
    • これは選ぶマンションや金融機関で変わるんでしょうが、たいていまるっと50万くらいでその分は会社負担します!(キリッ)と言われるやつです笑
    • 頭金だけは準備が必要ですね。
  3. 売却手数料
    • まだサラピー自身が売却していないのでリアリティないのですが、2%差でGAさんが安いようですね。
    • 仮に売却価格が1000万円だとすると20万円の差・・・これをどうとらえるかですね。
  4. 成果報酬
    • 空室となったとき客付けをしてくれたときの報酬のことです。
    • こちらは両社とも無償でやってくれるようですね。
  5. その他
    • GAさんはいろいろオプションがありますね笑
    • 原状回復費はクリーニング費用のみでクロスやフローリングの張替えは対象外のようです。ご注意を!

いかがでしたか?

比較してきましたが、結局持ってくる提案物件が最も重要かと思います。

上記コスト比較のみで考えるとGAさんが圧倒的に良いですが、販売物件自体が高ければ意味ないですし総合的な判断が必要ですね!

“収益を重視する”というのであれば、両社から受けた提案は正直あまりよさげなものはありませんでした。

双方上場企業ですし、自社の収益をふまえると似たような提案になってしまうんだろうなーというのが印象です。

それでは各社個別の情報を簡単に整理します!

プロパティエージェント

  • 企業名
    プロパティエージェント株式会社
  • 拠点
    東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー6F
  • 設立
    2004年2月
  • 業績
    FY2019 売上高:23,500百万円 営業利益:1,800百万円
    FY2018 売上高:21,534百万円 営業利益:1,730百万円
    FY2017 売上高:19,219百万円 営業利益:1,391百万円

真矢ミキさんがイメージキャラクターのPAさんは設立から16年ということで、長く続いている会社ですね。

自社ブランドであるクレイシアシリーズの新築区分マンションが中心の事業で売上の約半分をしめるようです。

不動産業界のテック化を目指しているようですが、ここらは過去の慣習的に難しい部分が多いでしょうね。

プロパティエージェントの今後のDX取り組み(抜粋)
プロパティエージェント 2020年3月期 第2四半期 決算説明資料

複数物件を売りたいならマイページは作ってあげないとですねw

株投資の目線で言うと、今後の業績はかなり鈍化が想定されるが、優待内容が良いので考慮にいれても良いかもしれません!

不動産投資の目線で言うと、変な物件を掴まされることもないので、大損をすることはないのではないでしょうか?

会社の信頼感という意味では一線を画すかと思います。

GA Technologies

  • 企業名
    株式会社GA technologies
  • 拠点
    東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー40F
  • 設立
    2013年3月
  • 業績
    FY2019 売上高:61,000百万円 営業利益:1,800百万円
    FY2018 売上高:39,286百万円 営業利益:1,193百万円
    FY2017 売上高:20,127百万円 営業利益: 678百万円

GAさんの最初の印象はオフィスです!(撮っておけばよかった。。)

40Fから見える六本木周辺の眺望は圧巻ですね。

ラウンジ的な場所で購入者の交流会を開いてくれるそうで、テンションあがりそうですね!!

事業内容ですが、RENOSYやITANDIといったITサービスを展開しつつ・・・だと思いますが、決算資料呼んでも収益の上げ方が完全に理解できていないです。。

本業(が何かという話もありますが・・・笑)でいくら売り上げているのかわかりませんね。

株投資目線でいうとどうなんでしょう?成長しているので、見る人が見たらよい企業なんですかね?

不動産投資の目線ですとランニングコストが安いので入口がうまくいけば収益性も見込めるかもしれませんね!

GATechnologiesの商材RENOSYのサービス範囲(抜粋)
GA Technologies FY2020.10.1Q決算説明資料

このメッセージは好きです。不動産業界って本当に紙文化が根付いてますよね。。

変えていただきたいものです!!

まだ成長段階と個人的には感じています。

盤石な基盤を作り提案価格に反映され始める(あるいはサービスに反映される)と評価も変わってくるかと思います!

終わりに

いかがだったでしょうか?

両社には異なる特徴がそこそこあり、比べてみるとおもしろいですね!

自分は2社の提案を受けて、PAさんの物件を結果的には購入していますが、次回検討する際も両社に声はかけてみるはずです!

お伝えしたいのは、1社だけではなく複数社から提案を受けて、比較検討することが重要と言いたいです!

まとめ
  • プロパティエージェントはマンション経営の不動産としては老舗で安心感があります。
  • GAテクノロジーズはITを利用した不動産業界に変革をもたらそうとする存在です。
  • どちらの提案であっても似通っており、かつ、大きな利益を生むことは基本的に難しいと考えてよいと思います。
  • そのため、不動産の勉強を実践しながらしていくにはちょうど良い2社とも言えます!

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