ベイシス(4068)の分析

IPO

2021年6月に上場予定のベイシス(4068)に関して、プライマリー(初値売り)とセカンダリー(初値買い)投資すべきかを検証する記事になります。

ただし、プライマリーについては様々なサイトで予測されておりますので、他サイトの予想をそのまま抜粋するにとどめ、メインはセカンダリーに妙味があるかに言及します。

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この記事の結論
  • ベイシスは携帯事業者や電力事業者などの設備をIoT技術を用いて運用保守を行うビジネス
  • プライマリー目線では想定価格の+60%程度と予想されている
  • セカンダリー目線ではニュートラルと考えられる

どーも!タカナビです。

ベイシスのIPOについて、目論見書から募集内容をふまえて考察したいと思います。

出典:SBI証券

この記事はこんな方にオススメです。
  • ベイシスへのプライマリー投資を検討されている方
  • ベイシスへのセカンダリー投資を検討されている方
  • IPOの銘柄分析を参考にされたい方

※投資判断は自己責任でお願いします。

事業内容

ベイシスは携帯事業者や電力事業者などの設備をIoT技術を用いて運用保守する事業を主に行っています。近年このようなインフラ事業は競争が激化していることからコスト削減がテーマになっていることが予想され、その場合、ベイシスにとっては追い風となるのでしょう。

出典:ベイシスHP

売上の40%程度をソフトバンクからで構成されているとのことで、実態はソフトバンクの持つ通信設備の運用保守会社というところでしょう。
事業系統図も貼ります。

出典:目論見書

業績

事業内容の次は財務状況です。(6月期決算)

項目(単位:千円)201920202021(※)
売上高3,092,6593,263,0204,615,967
売上成長率+5.51%+41.46%
売上原価2,022,4952,292,8273,308,096
売上原価率65.40%70.27%71.67%
売上総利益1,070,164970,1931,307,871
売上総利益率34.60%29.73%28.33%
販売費及び一般管理費961,315846,290886,133
販売費及び一般管理費率31.08%25.94%19.20%
営業損益108,849123,903421,737
営業損益率3.52%3.80%9.14%
出典:目論見書より作成

※2021年は第3四半期実績を4/3倍した数字で算出
2020年は5%成長ということですが、2021年は第3四半期で売上が35億円ということで、このペースでいくと前年比40%超えの成長となります。中身をみてみると、IoTデバイスの設置台数の伸びのようなのでこれはストック収入では無さそうですね。

需給

IPOで株式がどの程度発行されるのか(新規発行株式)
IPOでは元々発行している株式がどの程度売り出されるか?(売出株式)

といった情報をおさえることが非常に重要です。
なぜなら、たくさんの株式が公募・売出されると、IPOで株式を割当てられた人達による売り圧力が存在することになるためです。

市場に出回る株式が多ければ多いほど上場後の初値は下がることになります。
逆に言うとセカンダリーを狙う人にとってはこういった銘柄を狙うことになります。

募集要項

募集要項は以下の通りです。

項目データ
想定価格1,730円
公募価格未定
公募株数196,000
売出株数153,000
公開株数(合計)349,000
オーバーアロットメント52,300
上場時発行済み株数1,758,100
想定価格ベースの時価総額30億円
オファリング・レシオ(OA除く)19.85%
出展:目論見書から作成
  • オファリングレシオは20%程度で低い水準なので初値は高騰しやすいでしょう。
  • プライマリー目線はポジティブ、セカンダリー目線はネガティブです。

株主構成

募集要項は上場直後の売り圧力を表しますが、株主構成では上場後一定期間たったあとの売り圧力を計るために重要な情報となります。

ストックオプション分の株式を除くと株主構成は以下になります。
(スプレッドシートの画像にさせていただきます。)

出典:目論見書より作成
  • ロックアップはしっかりかかっており、1.5倍条件のVCの保有比率も低いので良いですね。
  • そのため、プライマリー目線・セカンダリー目線ともにポジティブです

終わりに

ベイシスのプライマリーとセカンダリーの戦略をどうするべきか?をまとめていきます。

  • プライマリー:
    • オファリングレシオが低い水準なのでポジティブ
    • ロックアップもしっかりかかっているのでポジティブ
    • 参考:やさしいIPOというサイトでは想定価格に対して、約+60%増の値が付くと予想されているようです。
  • セカンダリー:
    • 初値が高騰する可能性が高いためネガティブ
    • ロックアップはしっかりかかっているのでポジティブ
    • 事業・業績双方少しおもしろそうな気もしますが、少なくとも上場直後は買いにいくことが難しいかなと思っています。公募価格切るようでしたら購入して決算前の期待あげを狙うとかはありそうです。

ということで、最後にまとめておきます。

この記事の結論
  • ベイシスは携帯事業者や電力事業者などの設備をIoT技術を用いて運用保守を行うビジネス
  • プライマリー目線では想定価格の+60%程度と予想されている
  • セカンダリー目線ではニュートラルと考えられる

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