【上場中止】ジィ・シィ企画(4073)の分析

IPO

新規上場の承認取消が決まったとのことです。

2021年7月に上場予定のジィ・シィ企画(4073)に関して、プライマリー(初値売り)とセカンダリー(初値買い)投資すべきかを検証する記事になります。

ただし、プライマリーについては様々なサイトで予測されておりますので、他サイトの予想をそのまま抜粋するにとどめ、メインはセカンダリーに妙味があるかに言及します。

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この記事の結論
  • ジィシィ企画はキャッシュレス決済に必要なシステムを開発を行うビジネス
  • プライマリー目線では想定価格の150%増程度と予想されている
  • セカンダリー目線では見送りが無難と考える

どーも!タカナビです。

ジィ・シィ企画のIPOについて、目論見書から募集内容をふまえて考察したいと思います。

出典:SBI証券
この記事はこんな方にオススメです。
  • ジィ・シィ企画のへのプライマリー投資を検討されている方
  • ジィ・シィ企画のへのセカンダリー投資を検討されている方
  • IPOの銘柄分析を参考にされたい方

※投資判断は自己責任でお願いします。

事業内容

ジィシィ企画はキャッシュレス決済に必要なシステムを開発を行う会社です。キャッシュレス決済事業は国が推進していることもあり、今後一定の成長は望めると思います。

出典:目論見書

業績

事業内容の次は財務状況です。(7月期決算)

項目(単位:千円)201920202021
売上高1,546,1562,638,3372,021,440
売上成長率115.22%170.64%76.62%
売上原価892,6431,448,5241,167,505
売上原価率57.73%54.90%57.76%
売上総利益653,5131,189,813853,935
売上総利益率42.27%45.10%42.24%
販売費及び一般管理費563,195803,630695,447
販売費及び一般管理費率36.43%30.46%34.40%
営業損益90,318386,183158,488
営業損益率5.84%14.64%7.84%
出典:目論見書より作成

※2021年は第3四半期実績を4/3倍した数字で算出

昨年の2020年に大きく業績が伸びていますが、情報システム開発部分のスポット収益が大きく上がったようです。

今期の第3四半期は売上高15億円でストック部分のアウトソーシング売上は6.7億円で2020年と比較するとほぼ横ばいということで、フローで契約した分がうまくストック部分に乗っていないなあという印象は持ちました。

ただ、こうしたビジネスは堅調に推移するとは思うのでネガティブには思っていません。

需給

IPOで株式がどの程度発行されるのか(新規発行株式)
IPOでは元々発行している株式がどの程度売り出されるか?(売出株式)

といった情報をおさえることが非常に重要です。
なぜなら、たくさんの株式が公募・売出されると、IPOで株式を割当てられた人達による売り圧力が存在することになるためです。

市場に出回る株式が多ければ多いほど上場後の初値は下がることになります。
逆に言うとセカンダリーを狙う人にとってはこういった銘柄を狙うことになります。

募集要項

募集要項は以下の通りです。

項目データ
想定価格1,720円
公募価格未定
公募株数200,000
売出株数214,400
公開株数(合計)414,400
オーバーアロットメント62,100
上場時発行済み株数2,287,520
想定価格ベースの時価総額39億円
オファリング・レシオ(OA除く)18.12%
出展:目論見書から作成
  • オファリングレシオは19%で低い水準かつ、想定時価総額40億円と小規模のIPOのため初値は高騰すると考えられます。
  • プライマリー目線はポジティブ、セカンダリー目線はネガティブです。

株主構成

募集要項は上場直後の売り圧力を表しますが、株主構成では上場後一定期間たったあとの売り圧力を計るために重要な情報となります。

ストックオプション分の株式を除くと株主構成は以下になります。
(スプレッドシートの画像にさせていただきます。)

出典:目論見書より作成
  • 大株主のロックアップはそこそこかかっていますが、アイネット社の売り圧力が7%程度ということでとてもタイトというわけではないというところでしょうか。
  • そのため、プライマリー目線・セカンダリー目線ともにポジティブです

終わりに

ジィ・シィ企画のプライマリーとセカンダリーの戦略をどうするべきか?をまとめていきます。

  • プライマリー:
    • オファリングレシオは19%で低い水準かつ、想定時価総額40億円と小規模のIPOのためポジティブ
    • ロックアップはそこそこかかっているためポジティブ
    • 参考:やさしいIPOというサイトでは想定価格に対して、約150%増の値が付くと予想されているようです。
  • セカンダリー:
    • 初値が高騰する可能性が高いためネガティブ
    • ロックアップはそこそこかかっているためポジティブ
    • 見送りが無難と考えられる

ということで、最後にまとめておきます。

この記事の結論
  • ジィシィ企画はキャッシュレス決済に必要なシステムを開発を行うビジネス
  • プライマリー目線では想定価格の150%増程度と予想されている
  • セカンダリー目線では見送りが無難と考える

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