【SBI証券で狙うべきIPO!】プロジェクトカンパニー(9246)の分析

IPO

2021年9月に上場予定のプロジェクトカンパニーに関して、プライマリー(初値売り)とセカンダリー(初値買い)投資すべきかを検証する記事になります。

ただし、プライマリーについては様々なサイトで予測されておりますので、他サイトの予想をそのまま抜粋するにとどめ、メインはセカンダリーに妙味があるかに言及します。

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この記事の結論
  • プロジェクトカンパニーはコンサルを中心としたDXサービスを提供する企業
  • プライマリー目線では想定価格の+16.0%程度と予想されている
  • セカンダリー目線では足元の業績は良く、初値が公募価格付近であれば参戦するのも有りと考えられる

どーも!タカナビです。

プロジェクトカンパニーのIPOについて、目論見書から募集内容をふまえて考察したいと思います。

出展:SBI証券

プロジェクトカンパニーはSBI証券が主幹事のIPOとなるため、SBI証券から申し込みを行うと当選確率がぐっと上がります!
IPOチャレンジポイントの獲得もできますので是非申し込みをしてみてください!!

この記事はこんな方にオススメです。
  • プロジェクトカンパニーへのプライマリー投資を検討されている方
  • プロジェクトカンパニーへのセカンダリー投資を検討されている方
  • IPOの銘柄分析を参考にされたい方

※投資判断は自己責任でお願いします。

事業内容

プロジェクトカンパニーはデジタル活用のコンサルを中心にマーケティングサービスやUI/UXサービスを提供する企業です。

出展:目論見書

業績

事業内容の次は財務状況です。(12月期決算)

項目(単位:千円)201920202021(※予想)
売上高664,0661,104,9231,820,508
売上成長率166.39%164.76%
売上原価397,989574,840891,380
売上原価率59.93%52.03%48.96%
売上総利益266,077530,083929,128
売上総利益率40.07%47.97%51.04%
販売費及び一般管理費229,580354,024443,430
販売費及び一般管理費率34.57%32.04%24.36%
営業損益36,497176,059485,698
営業損益率5.50%15.93%26.68%
出典:目論見書より作成

※2021年は半期実績を2倍した数字で算出

2020年度は売上高成長率+66%の11億円で2021年度の売上は2Qで18億円です。

2021年度は進捗が一定であれば通期で18億円となり、売上成長率は+64%で成長は同じ水準で推移していきそうです。

需給

IPOで株式がどの程度発行されるのか(新規発行株式)
IPOでは元々発行している株式がどの程度売り出されるか?(売出株式)

といった情報をおさえることが非常に重要です。
なぜなら、たくさんの株式が公募・売出されると、IPOで株式を割当てられた人達による売り圧力が存在することになるためです。

市場に出回る株式が多ければ多いほど上場後の初値は下がることになります。
逆に言うとセカンダリーを狙う人にとってはこういった銘柄を狙うことになります。

募集要項

募集要項は以下の通りです。

項目データ
想定価格2,650円
公募価格2,650円
公募株数342,000
売出株数733,500
公開株数(合計)1,075,500
オーバーアロットメント161,300
上場時発行済み株数5,385,900
想定価格ベースの時価総額143億円
オファリング・レシオ(OA含む)23.0%
出展:目論見書から作成
  • オファリング・レシオが23%はよくある普通な割合かと思います。
  • そのため初値はほどほどに上がりやすくなると予想されます。
  • プライマリー目線はややポジティブ、セカンダリー目線はややネガティブです。

株主構成

募集要項は上場直後の売り圧力を表しますが、株主構成では上場後一定期間たったあとの売り圧力を計るために重要な情報となります。

ストックオプション分の株式を除くと株主構成は以下になります。
(スプレッドシートの画像にさせていただきます。)

出展:目論見書から作成
  • ロックアップはしっかりかかっているようです。
  • そのため、プライマリー目線・セカンダリー目線ともにポジティブです

終わりに

プロジェクトカンパニーのプライマリーとセカンダリーの戦略をどうするべきか?をまとめていきます。

  • プライマリー:
    • オファリングレシオはそこそこ水準であることから初値はやや上昇しやすい
    • ロックアップはしっかりかかっているためポジティブ
    • 参考:やさしいIPOというサイトでは想定価格に対して、約+16.0%の値が付くと予想されているようです。
  • セカンダリー:
    • 初値が高騰する要素は多いのですが、予想サイトの通り+16%程度であればセカンダリーとしてはポジティブ
    • ロックアップはしっかりかかっているためポジティブ
    • 足元の業績は良く、初値が公募価格付近(できれば割れる)であれば参戦するのも有りかと思います。同日にSafieが上場するのでどちらに資金が向くのか気になりますね。

ということで、最後にまとめておきます。

この記事の結論
  • プロジェクトカンパニーはコンサルを中心としたDXサービスを提供する企業
  • プライマリー目線では想定価格の+16.0%程度と予想されている
  • セカンダリー目線では足元の業績は良く、初値が公募価格付近であれば参戦するのも有りと考えられる

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初値

※後日記載
初値は3,500円で公募価格比+850円(+32.1%)でした。
引けは3,950円でした。

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