【SBI主幹事IPO分析】ラバブルマーケティンググループ(9254)は今期黒字化予定で上場!

IPO

2021年12月に上場予定のラバブルマーケティンググループ(9254)に関して、プライマリー(初値売り)とセカンダリー(初値買い)投資すべきかを検証する記事になります。

ただし、プライマリーについては様々なサイトで予測されておりますので、他サイトの予想をそのまま抜粋するにとどめ、メインはセカンダリーに妙味があるかに言及します。

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この記事の結論
  • ラバブルマーケティンググループは主にマーケティング支援及びMAツールを提供している
  • プライマリー目線では想定価格の+113.7%程度と予想されている
  • セカンダリー目線では参戦しないほうが無難

どーも!タカナビです。

ラバブルマーケティンググループのIPOについて、目論見書から募集内容をふまえて考察したいと思います。

出典:SBI証券

ラバブルマーケティンググループはSBI証券が主幹事のIPOとなるため、SBI証券から申し込みを行うと当選確率がぐっと上がります!
IPOチャレンジポイントの獲得もできますので是非申し込みをしてみてください!!

この記事はこんな方にオススメです。
  • ラバブルマーケティンググループへのプライマリー投資を検討されている方
  • ラバブルマーケティンググループへのセカンダリー投資を検討されている方
  • IPOの銘柄分析を参考にされたい方

※投資判断は自己責任でお願いします。

事業内容

同社は顧客のSNSでの集客をコンサルを通して支援し、MAツールを提供しています。



MAツールはSaaS型で提供しています。

ツール提供とは別にマーケティングノウハウを活かして、Salesforceのマーケティングツールの運用や人材教育なども行っています。

業績

事業内容の次は財務状況です。(3月期決算)

項目(単位:千円)202020212022※
売上高1,212,759963,6361,241,382
売上成長率79.46%128.82%
売上原価647,642480,888485,856
売上原価率53.40%49.90%39.14%
売上総利益565,117482,748755,526
売上総利益率46.60%50.10%60.86%
販売費及び一般管理費447,136518,389473,276
販売費及び一般管理費率36.87%53.80% 38.12%
営業損益117,981-35,641282,250
営業損益率9.73%-3.70%22.74%
出典:目論見書より作成

※2022年は半期実績を2倍した数字で算出
昨年赤字に転落しており、今期はまた黒字となりそうです。やや経営が安定していない点が気になりますね。
昨年はコロナだったので、広告系は打撃を受けるという点は理解できますが。

需給

IPOで株式がどの程度発行されるのか(新規発行株式)
IPOでは元々発行している株式がどの程度売り出されるか?(売出株式)

といった情報をおさえることが非常に重要です。
なぜなら、たくさんの株式が公募・売出されると、IPOで株式を割当てられた人達による売り圧力が存在することになるためです。

市場に出回る株式が多ければ多いほど上場後の初値は下がることになります。
逆に言うとセカンダリーを狙う人にとってはこういった銘柄を狙うことになります。

募集要項

募集要項は以下の通りです。

項目データ
想定価格1,850円
公募価格未定
公募株数215,000
売出株数127,500
公開株数(合計)342,500
オーバーアロットメント51,300
上場時発行済み株数1,396,275
想定価格ベースの時価総額16.3億円
オファリング・レシオ(OA込)28.20%
出展:目論見書から作成
  • オファリングレシオ28%は高い水準ですがそもそも公開株数が少ないので需給はそこそこタイトですね。
  • プライマリー・セカンダリーともにニュートラル目線です。

株主構成

募集要項は上場直後の売り圧力を表しますが、株主構成では上場後一定期間たったあとの売り圧力を計るために重要な情報となります。

ストックオプション分の株式を除くと株主構成は以下になります。
(スプレッドシートの画像にさせていただきます。)

出典:目論見書から作成
  • ロックアップは約10%程度の株主にかかっていない状況
  • プライマリー目線・セカンダリー目線ともにニュートラルです

終わりに

ラバブルマーケティンググループのプライマリーとセカンダリーの戦略をどうするべきか?をまとめていきます。

  • プライマリー:
    • オファリングレシオ観点ではニュートラル
    • ロックアップ観点ではニュートラル
    • 参考:やさしいIPOというサイトでは想定価格に対して、約+113.7%の値が付くと予想されているようです。
  • セカンダリー:
    • 初値は2倍もの予想が出ているのでネガティブ
    • ロックアップ観点ではニュートラル
    • 当期利益を1.8億円程度とみると想定価格ベースでPERは9倍程度でさすがに安いが、業績が不安定な点と時価総額規模が小さすぎる点もふまえ見送るほうが無難かと思います。

ということで、最後にまとめておきます。

この記事の結論
  • ラバブルマーケティンググループは主にマーケティング支援及びMAツールを提供している
  • プライマリー目線では想定価格の+113.7%程度と予想されている
  • セカンダリー目線では参戦しないほうが無難

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初値

※後日記載

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