東証REITのPO(公募増資)の発表がありました。

本記事ではこのPOについて参戦するべきかについて考察したいと思います。「POの参戦」の意味は公募価格で購入し、受渡日の始値で売却するトレードを行うこととします。
なぜ、東証REITのPOを狙うか?については以下の記事をご覧いただければ理解いただけると思います!
この記事の結論
- ザイマックス・リート投資法人のPOを参戦しても勝率が低い(マイナス収支となる)
- 信用売りによるリスクヘッジが不可能でネガティブな要素があるため参加は見送りが無難
目論見書の内容
目論見書の情報ですが、以下の通りになります。 ※SMBC日興証券ログインした場合参照可能
上場市場 | 東証(REIT) |
---|---|
新株発行 | 25,000口 |
売出株数 | 0口 |
OA売出 | 1,250口 |
合計 | 26,250口 |
仮条件 | 2.5% ~ 5.0% ディスカウント |
発行・売出価格(ディスカウント率) | 113,024円(2.50%) |
受渡日 | 2022/3/2 |
調達資金の使途 | 取得予定資産3物件の取得資金と借入金の返済に充当 |
参考までに日足のチャートを載せておきます。

格付けと信用/貸借
公募価格で購入して受渡日の始値で売却する戦略を取る場合、格付と貸借銘柄か否かが判断材料となります。
- 格付:AAが望ましい。格付の取得が無い場合は見送るのが無難。
- 信用/貸借:信用売りができるとリスクを低減することができる。そのため、貸借であることかつ売り禁となっていないことが望ましい。
日本ビルファンド投資法人は以下の通りとなります。
格付 | 取得無し |
---|---|
信用/貸借 | 信用 |
投資法人の評価
最後に今回のPO参戦の評価についてまとめます。
- 東証REITのPOのためポジティブ
- 格付は取得されていないためネガティブ
- 信用銘柄で信用売りによるリスクヘッジが不可能なためネガティブ
受渡日の始値
※後ほど記載
記事をご覧いただきありがとうございます!
結びとしてこの記事のまとめを載せます!
この記事の結論
- ザイマックス・リート投資法人のPOを参戦しても勝率が低い(マイナス収支となる)
- 信用売りによるリスクヘッジが不可能でネガティブな要素があるため参加は見送りが無難
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